2021/09/26 19:50

こんにちは! ONNCO Magazineブログ担当のKumikoです。
先日はAkikoと2人で次号マガジンの企画会議をしました!



[レモネードの瓶がかわいかった…♡]


私たち2人の間で今ホットな話題は、「子供と性教育について」。
どうしたら子が産まれるのか、なにを大事にしなけなければいけないのか、どんなマナーがあるのか、どんな病気があるのか。子供が大人になって子供を宿すというあたり前の命のサイクルの話やそれにまつわる知識を、私たちはなんだか秘め事にして避けてしまいがちですね。

そもそも性教育という呼び方も、なんとなく話しにくい要因になってる気もします。
これは命のこと。命の教育なんだ。
だからこそ、学校に任せるのではなく、親から子へ伝えるのが当たり前になるように。
それがONNCOの思いです。


話は少し変わりまして。私は10年ほど前、学生の時にエイズについて調べた時に衝撃だったことがあります。それは、先進国で日本だけがHIV感染者・エイズ患者が増え続けていた、という点です。世界的に見れば数は少ない方で、2015年頃からはゆるやかに減少傾向にはありますが、問題は、日本人がエイズについて予防できる力を持ちながら、対策がとんでもなく遅れているという点にあると思います。

こちらは2014年頃のデータですが、アメリカ+諸外国と比べるとこんな感じです。↓




日本は2015年頃を境にようやく減少していきます。↓


宗教上の理由で性感染症を予防する避妊具が禁止されていたり、避妊具の足りない国ならまだしも、そうした制約が全くない日本で起きていることです。
(しかも感染者数や患者数はあくまで検査を受けている人の数の報告であり、潜伏期間10年とも言われるHIVウイルスに知らぬ間に感染している隠れ感染者もいることでしょう。)

流行りのコロナと違って、感染経路もウイルスもはっきりと特定できており、知識と努力で予防できる病気にも関わらずこの状態です。これは紛れもなく教育の普及が影響しているのだと衝撃でした。

*10数年前はHIVに感染すると必ず死んでしまうようなイメージがありましたが、まだ完治する治療法はなくとも、現在は効果的な早期治療やケアが進歩し、感染してもエイズを発症させずに健康状態を長く保てるようにもなってきました。


私たちONNCOの2人は昭和の終わり生まれで、これまで自分たちが受けてきた教育も、今の教育も、このままで大丈夫なんだろうかとよく話します。隠しすぎて伝わりづらかったり、間違った知識を取り入れていたり。大人になってもそんなの全然知らなかった!という性に関する知識で溢れていました。

大事な命の話を学校に任せっきりでは無責任なこと。かと言って自分の親とそんな話ができただろうかという思いもなきにしもあらず…、でももっとオープンに、必要な知識について話ができたらきっといいだろうなとつくづく思います。
今となっては本屋さんで子供の性教育に関する本が増えてきた印象はありますし、これから風向きは変わっていきそうですね!





ONNCO Magazineでは、恥ずかしがったりせずに大事なことを語り合える親子関係になるにはどうしたらいいだろうか、そんな話がしやすい場を持てないだろうかと模索しています。
こうした話題も、今後の号で綴っていけたらと思っています。

なんせ2人体制なのでゆっくりゆっくりですが、確実に進んでおりますが、次号はより多くの方に読んでもらえたら良いなと、いろいろ練ってまいります!


Thank you!
Written by Kumiko


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